歳をとった母は、日ごとに耳が遠くなっていく。
補聴器を勧めたけれど、「必要ない」とかたくなに拒否していました。
今回ショップジャパンさんより、「楽ちんヒアリング」をご提供いただいたので母につけてもらいました。
日ごろの母の様子
普段は離れて暮らしているので、毎日電話は欠かせません。
電話では何度も聞き返し会話がなかなか前に進まない。電話越しからも、テレビの大音量が聞こえてきます。
母はテレビだけが楽しみの人なので、家に行くとテレビの音がすごい。
隣の人からも「テレビの音が聞こえてると、安心するわ」(←悪気があって言っているのではないですよ(笑))なんて言われる始末。
本当によいタイミングで、楽ちんヒアリングをモニターさせていただけました。
楽ちんヒアリングとは?
補聴器は高性能な医療機器です。音を細かく調整するための高性能な部品がいくつも使用されているので、周囲の環境や雑音に対して聞こえ具合を自動調節させたり不快な雑音を軽減させたりとその機能の有無、強弱によって価格が異なります。利用者に合わせたカスタマイズが必要となってくるのでお値段もお高めです。1台平均で約15万円ほどするそうです。
また購入後の定期的な修理や調整も必要になるため高額になります。
こういった理由からも、何事にも物おじしてしまう母に進めても首を縦には降りません。
楽ちんヒアリングは集音器なので小さな音を大きく増幅するものであり、医療機器ではありません。
だから操作も簡単で、お値段もお手頃価格で手に入ることができます。
楽ちんヒアリングの特徴は
- 最大約30倍に音量を増幅
- 充電式で電池不要
- 5gの軽量タイプ
- 目立ちにくい耳掛け式
- 連続30時間使用可能
- 4段階の音量調整機能付き
黒とベージュの2色があります。
私は、肌になじむベージュを選びました。
楽ちんヒアリングの使い方
楽ちんヒアリングの良いところは、使い方が簡単だというところ。
家電音痴の母でも、これなら使えそう!って思えました。
- 取扱説明書
- 本体
- 充電器
- 充電アダプター
- ケーブル
- イヤーピース
使い方は、簡単。
ケーブルを充電器と充電アダプターに差し込み、本体を充電器の上に置いて充電します。

充電中はランプが赤く点灯します
充電が済んだら、耳に装着すればOK!

充電が終わったらランプが緑色に点灯します
充電するときは電源をオフにして充電します。
電源を入れたままだとランプが点灯しなかったので、故障したのか?って慌てました。
最初は、音量「1」の最小で装着してみます。
母の場合は「1」で十分聞こえるそうです。
一度「3」で装着したら「ビンビン」って音がするって言ってました。
最初、耳に装着するのが難しかったみたいですが徐々にコツをつかんできたようです。
また、器具と耳に差し込む部分とを結んでいる線みたいなところがだんだんと柔らかくなって装着しやすくなってくるみたいです。
母の感想
いつもプレゼントなど喜ばない母ですが、この楽ちんヒアリングはとても喜んでもらえました。
右耳に、楽ちんヒアリングを装着しているのですが見た目わからないですよね。
「テレビの音が良く聞こえる。」と言ってました。
いつもなら音量を「49」でないと聞こえないと言ってましたが、楽ちんヒアリングを装着すると「39」で十分聞こえると言ってました。10少なくなったのです。
私も驚きました。
そしてしばらくして自分が楽ちんヒアリングをつけているにもかかわらず、「あれ、どこやった?」って探していたのです。(笑)
それくらい軽量で装着しているかどうかもわからないくらい?!
これで少しはお隣さんの母のテレビ騒音被害(笑)も減らせれるかな。
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