築地本願寺、参拝カードをコンプリートしたら、、、

趣味というわけではないけど、御朱印を集めています。お参りして御朱印帳に御朱印を書いていただくと、ちょっぴり心が洗われるような気がして神社お寺参りをするのが好きです。
築地本願寺は御朱印は書いていただけないのですが、その代わりに御朱印カードをいただけます。
12か月間の御朱印カードを集めたのでご紹介します。

1月の御朱印カード

私たちは光に囲まれて暮らしています。138億年の昔から届いた宇宙背景放射(宇宙創成の光)も、携帯電話やテレビの電波も光です。しかし、私たちに降り注ぐさまざまな光は、ほとんどが目に見えません。「阿弥陀様」も、語源は「限りない光といのち」です。目には見えませんが、私たちを温かい光で包み込んでくださる仏様です。このことを知ると、なんだか安心します。究極の安心に身を委ねて新しい年をお迎えできたことに感謝いたしましょう。

2月の御朱印カード

青龍

3月の御朱印カード

朱雀

4月の御朱印カード

5月の御朱印カード

有翼の獅子

6月の御朱印カード

プロテスク

7月の御朱印カード

「亡き人が迷っていると言う人はその人自身が迷っている」

「亡くなった人が迷わないように」と、ご自宅のお仏壇やお寺のお堂で手を合わせる人がいます。先人を偲ぶ心は大切ですが、根拠もなく「亡き人が迷っている」と考えるのは、自分自身が迷いの中にいるからです。亡き人をご縁として、今を生きる私が仏法を聞くなかに、迷いを超える世界が開かれます。

8月の御朱印カード

「墓参り合掌した手で蚊を殺す」

「いのちは大切である」といいますが、実際には「自らに関わりのあるいのちだけが大切である」と生きているのが私たちです。「自分に関わりのないいのち」や、「自分に害をなすいのち」は粗末に扱っているのが日ごろの私たちの姿ではないのでしょうか。

9月の御朱印カード

「自分の殻に閉じこもることなく穏やかな顔で優しい言葉を大切にします。微笑み語りかける仏さまのように」

私たちは自分と他人を分けることで、自分を正当化したり、他人を攻撃したりします。しかし、仏さまの教えに出逢い、自己中心的な自分に気づくことができれば、自分と他人の境界線を越えて、微笑み語りかける仏さまのような「穏やかなこころ」「優しい言葉」を見つけれるかもしれません。

10月の御朱印カード

「むさぼり、いかり、おろかさに流されずしなやかな心で振る舞いを心がけます。心安らかな仏さまのように」

私たちは毎朝、顔を洗う時に鏡を見ます。しかし、鏡は髪型や服装を映してくれるものの、私の内側までを鮮明に映すわけではありません。「心安らかな」仏さまの教えである仏法は、私の内側にある「むさぼり・いかり・おろかさ」の心をすべて映し出してくださいます。

11月御朱印カード

「自分だけを大事にすることなく人と喜びや悲しみを分かち合います。慈悲に満ちた仏さまのように」

阿弥陀如来という仏さまは「慈悲」の仏さまです。私たちの喜びや苦しみを自らの喜びや苦しみを自らの喜びや苦しみと受け止めて、「あなたを決して見捨てません」とはたらいてくださる仏さまです。仏さまの「慈悲」のお心を聞かせていただき、私たちも仏さまのような「慈悲」の実践をめざしましょう。

12月の御朱印カード

「生かされていることに気づき日々に精一杯つとめます。人々の救いに尽くす仏さまのように」

私たちは「生きている」と思いがちですが、実はさまざまなご縁によって「生かされている」私たちであります。多くのご縁によって支えられ、生かされていることに感謝しつつ、一日一日を精一杯暮らしていきましょう(報恩感謝)。

カードを集めたら

築地本願寺の御朱印カードを12枚集めるとご褒美?がもらえる。社務所で12枚のカードを持っていきましょう。そうしたら、12枚のカードを確認してくださって、後日ご褒美?を発送してくれるというのです。

本願寺の形をしたスタンプを持って行ったカードに押されます。

2か月後くらいに、手拭いがとどきました。

パンフレット

割引券

毎月通って参拝カードをいただきそれだけでも、充実していたけれどこんな素敵なタオルをいただいて大満足。
毎月カードをもらってその文章を読み、心洗われました。今年も12カ月集めたいと思います。

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