フェリシモと言えば、ファッション、かわいい雑貨って思うかもしれないけれど実はチョコレートも販売しているんですよ。
定期便を購入していたら、この時期にチョコレートのカタログが入っているからわかるんですけどね。
先日フェリシモ コミュニティ スクエアのなかで「外国のチョコレートをお土産で頂いても、正直美味しいと思ったことがありません。」という意見もありました。幸せのチョコレートはどうかな?
フェリシモのチョコレートのバイヤーみりさんからチョコレートの話を伺ってきました。
バイヤーのみりさん
みりさんって、こんな人です。
すべてチョコレートコーデ
頭の上のぼうしから、下の靴までチョコレート色。時計やネイルもチョコレートですよ。(^^)
どんだけ、好きやねん!って突っ込みたくなるほどでした。
みりさんが、フェリシモのチョコレートを手掛けたのは今から23年前。たまたま配属になったそうですよ。チョコが好き~ということはなかったらしい。ただ目の前にあるものを見つづけてきたそうです。23年前は今みたいなチョコレートブームが来るとはこれっぽちも思ってなかったのだとか。お客さんの要望を聞いていったらこうなったんだって。そして、私のオリジナルは何?って考えつづけていきついたのがローカルチョコなんだって。
幸福(しあわせ)のチョコレート
みりさんがいきついた、ローカルチョコ
今、有名なチョコレートって東京では手に入るそうです。逆に、地元だけに人気のあるチョコレートは手に入らない。世界のローカルに愛されているチョコレートを扱っているのがこの「幸福(しあわせ)のチョコレート」
日本初上陸300社、30ブランド初上陸、25か国が載ってる。ほとんどがフェリシモでしか手に入らないチョコレート。こんな贅沢なことがありますか?!
そんな話を聞いていると、どんなチョコレートが紹介されているのか見てみたくなりますよね。
試食させていただいたチョコを紹介いたします。
アンナ スクラーテヘダスアソート
アンナの工房という意味らしい、フィンランドのチョコレート
ニューヨークで仕事をしていてお母さんになって帰ってきたんだって。
1週間に3日しかお店がオープンしていない。自分がやりたいことをやりきるという想いでチョコを作っているそうで、彼女の想いに刺さる人がネットで注文し忙しいのだそう。
今流行りのドーム形、ローズのペイントがされていてとってもきれい。ローズのフレーバが口に広がります。
チョコラズベリーブラックハード
このチョコレートは普段は販売されていない、たまたまみりさんが行ったのが母の日の次の日で売れ残ったのが、みりさんのお目にかなったというまさに一期一会を思わせるチョコ。
真っ黒のボックスに入っていて、黒いハートの中には甘酸っぱいラズベリーガナッシュが入っていて絶妙なバランス。
オステリアン スコーネ村アソートチョコ
廃校を利用してチョコレートアトリエにした、元デザイナーのショコラティエのフレッドリックさん。
スコーネ村特産のりんごを使ったチョコレートはシナモンが入っていてアップルパイみたいな味わい。
シルヴァン マロン そばアーモンドチョコ
マロンさんは、チョコレートは作るのは好きだけれど売るのは苦手な職人タイプのショコラティエだそうです。アーモンドの種類を説明していると止まらないのだとか、自分の子供のことを話しているみたいだったとか。でも、輸入するために成分とか細かく書類を提出してもらわないといけないらしくマロンさんはだしてくれないだろうと、みりさんもあきらめていたそう。ところが、書類を提出してくれたのでこうしてカタログに載せることができたと説明していました。おそらくベトナム人のスタッフが出してくれたのだろうと推測しているみたいです。その彼のおかげでおいしいチョコレートが食べることができました。
私は試食させもらって、このチョコレートが一番好きでした。
中がサクサクで、お菓子をコーティングしたチョコレートみたい。チョコの表面は一つとして同じものがないそうですよ。エアーで吹き付けて作っているので、バラのような形に見えたり、波紋のように見えたりするみたい。
エイエス リコリス
私は知らなかったのですが、北欧の人が好きな食べ物がリコリスというものらしい。
このリコリスはどうも日本人の口には合わないみたい。でも、北欧人はリコリス(ハーブ・漢方の一種)のグミを伸ばしながら食べているのが普通らしい。そして、リコリスが入ったチョコレートも主らしい。でも、このチョコレートなら日本人もリコリスが食べれる!ってみりさんは思ったらしい。
リコリスってどういうものか知らなかったけど、私食べれました。
食べた感想は、ちょっとキャラメルっぽいサクサクした触感。
リッシファー ハニーアソートチョコレート
ヨーロッパ最大の森を抱えている街ではちみつが取り放題。はちみつの巣箱がたくさんあるそう。
みつばちの形をしたチョコレートには、はちみつをパウダーにして凝縮しさらにスロベニアのはちみつの味がするようにしている。
一口食べたら、チョコの味よりはちみつの味しかしませんでした。(苦笑)
はちみつを並べるのも巣箱に見えるようにランダムに並んでいるそうです。
ショコラティエ ジョゼフ ピークッシュ&ゴマ
フランスで商談をしていると「かけていないクルミを使っている」というのが枕詞のように使われるそうです。くるみ愛をかんじますよね。
食べた感想は、チョコがねっとりしていてキャラメルみたいな味わい。クルミのクリームが柔らかくておいしい。
アニエス&ピエール ギモーヴハート
若手で注目されるショコラティエだそうです。
レーザーカットの非常に高い機械をつかっているみたい。だからこんなにきれいなハート型ができるんですね。色素は天然のビーツを使ってるんだって。きれいですよね。
中の白いグミみたいなのと思ったら、マシュマロだった。柔らかくておいしかったです。
感想
どのチョコレートもおいしかった。チョコレートにまつわるお話を聞くとチョコレートの味わいが変わってきますね。
そして、フェリシモのチョコレートを購入すると「LOVE&THANKS基金」が付いています。
これは、「スマイル・ガーナプロジェクト」日本人が消費するカカオの8割はガーナから輸入されています。そのガーナでは約90万人の子供がカカオ生産地で危険な労働を強いられているといわれています。児童労働をない世界を目指す活動がこのプロジェクトです。
チョコを買って、チョコっと子どもたちを助けられているなら幸せのお裾分けをしているのは嬉しいですね。
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